TOEICの点数別で転職サイトの担当者に相談してみた話【評価基準は何点から】
TOEICの点数によって転職に優位になるのかは気になるところ。実際に600点台・700点台で転職サイト担当者の評価がどう変わったのか、また、800点台だとどうなるのか、実体験を話します。最初に結論を話しますが、700点台でも厳しいと感じる結果となりました。
本記事でわかること
・TOEICの点数別による転職エージェントの評価がわかる
・何点とれば転職の際評価されるのか基準がわかる
私の現状
転職は年齢・職種・キャリアによって評価が全然異なりますので、私の現状を最初に書きます。
・年齢は30代
・英語は仕事では全く使わない。よって英語を使った仕事のキャリアはなし
他にも色々書きましたが、この情報をもとに転職サイトのエージェントは無料で電話で相談に乗ってくれました。相談時間は10分ほどで、筆者に取っては胸が痛くなるような内容でした。
600点台の時
まず、TOEIC600点台の割合から見ていきましょう。
引用:平均スコア・スコア分布 詳細 (第242回)|TOEIC Listening & Reading Test 公式データ・資料|【公式】TOEIC Program|IIBC
分母が逆になっているので分かりづらいかも知れませんが、最新のデータを参考にすると600点台の割合は約50パーセントとなっております。
ざっくり言って2人に1人は600点台が取れていることになります。
TOEICの平均点は思っているより高いです。
転職エージェントの反応
約10分の電話での相談において、TOEICのスコアが評価されることはありませんでした。さらに言ってしまえば、TOEICについて触れられませんでした。
つまり30代で600点のTOEICスコアを持っていても、全く意味がないことになります。
600点が取れるまで勉強した時間は約250時間くらいだったと思います。
電話での相談後、かなり落ち込んだのを覚えています。
700点台の時
こちらも割合から見ていきましょう。
引用:平均スコア・スコア分布 詳細 (第242回)|TOEIC Listening & Reading Test 公式データ・資料|【公式】TOEIC Program|IIBC
700点台の割合は全体の約30%
つまり、10人いたら3人は700点台という結果となっています。個人的には700点取れればTOEIC受験者の上位に入っていると思います。
転職エージェントの反応
「TOEICも頑張っていますね」
やっとTOEICについて触れてくれました。嬉しい!
しかし、実務で英語を使っている経験がないので、そこは渋い反応。
電話相談の後、送られてきた求人にはTOEICの点数が採用条件になっている企業は少ないかたちでした。つまり、まだ評価としては薄い状態と言っていいでしょう。
実務で英語経験がある+TOEIC700点があれば、反応はかなり良くなるはずです。
800点台の時
これはあくまで予想になりますが、実務経験のない人が転職を考える時にTOEICで評価されるのは800点台からだと思います。
なぜなら、800点を取れる人の割合は全体の10%まで激減するからです。
10人に1人であればかなり貴重な人材ですね。TOEICを勉強する際は800点を目指すことを1つの目標にすると良いと思います。
私は、800点を取るまでTOEICの受験を続ける予定です。
800点を取れたらまた相談してみたいと思います。